2013 / 05
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5月はクラリネットのリサイタルに足を運ぶ機会に2回も恵まれました。

5月4日

毎年行っている国際フォーラムでの「ラ・フォル・ジュルネ」でフランスの
新進クラリネッティスト・ラファエル・セヴェールの演奏です。
若干14歳でパリの国立高等音楽院に入学し、現在18歳です。

プーランクのクラリネットソナタを吹いたのですが、
これまで聴いたことのあるソナタとは違う、具体的にいうとピアニッシモが
限りなくピアニッシモです。
どうやってその音だすの?というくらいppppです。それはそれでインパクトもあり
この驚異のpp、これだけでかなりのオリジナリティを感じました。
途中楽器に水が溜まり音が出なくなりドキッとしましたが(珍しいアクシデント)
今後期待「大」注目のフランス人です。
他にフルート界の巨匠・工藤さんとサン・サーンスの「タランテラ」も演奏していました。
ラフォルジュルネ

5月21日

津田ホールにてアレッサンドロ・カルボナーレの演奏会。
カルボナーレといえば、もう15年以上前から知っていたのですが、
ちゃんとリサイタルを聴いたことがありませんでした。
これは、おいしいと評判のレストランが近くにあるのに行っていなかったようなもので、
結果から言えば、もう最高!前菜からデザート、サービスに至るまですべて大満足。
そして安い、そんなめったにないレストランに行った、そんな気分です。
昨日の今日でまだ高揚していますが、今世紀最高といっても過言じゃないリサイタルでした(^○^)

プログラムのコンセプトはワールドミュージックです。
ルーマニア・フランス・キューバ・イタリア・アジア等々

そしてイタリア人のこのカルボナーレ氏、曲の合間に喋る喋る!
もうそれがイタリア人っぽいユーモア満載で笑える。
途中、演奏しながら客席を練り歩いてくれるし(演奏はアドリブ)
クラリネットのクラッシックリサイタルじゃお目にかかれない構成です。
ザッツエンターテイメントです。

クラリネットは彼に自由自在に操られ、キューバ音楽では踊りだしそうだし、
リゴレットファンタジーでは歌いだしそう。
(実際「ワタシワオドリタカタデス。」「ワタシワウタイタカタデス。」
と本人言っていたし。)

演奏が終わった後にクラリネットを軽く投げて(!)キャッチする姿なんてかっこよすぎ。
(よい子は絶対マネしないでね♪)

印象的だったのでが、ドビュッシーの第一狂詩曲で、
「この曲は今回のプログラムで一番難しい」と言っていたこと。

音大生なら誰もが避けては通れないこの曲が私は大の苦手ですが、
カルボナーレの技術をもってしても難しいと感じることがあるのね・・・。
やっぱり何でも器用にこなして、天才のの名を欲しいままにしている彼でも、
当たり前ですが、努力の上にあの演奏が成り立っているわけですね。

といっても、超人には変わりない。(本人は「変人」と言っていましたが。)

あと、もう一人ファンになってしまったのが、伴奏の黒田亜紀さん。
ミラノ在住のこのピアニストの黒田さんもかっこいい~ステキな女性です。
あの超人カルボナーレの伴奏を長年務めている訳ですから、なんでもできます。
カルボナーレとのやりとりも息がぴったり。

最後にちゃんとCDを買ってサインしてもらいました。
サイン


余談ですが、イタリア人はスーツの着こなしが本当に素敵です。
カルボナーレ氏も然り。
肩から背中のラインがぴったりしていて、横からも後ろから見ても美しい~。
シャツだってもちろんおしゃれだし。姿勢もこの上なく美しい。
舞台に上がる人は、演奏はもちろんですが、服装でも一目置かれるべきですね。
非日常を求めて鑑賞にいらっしゃる方もいるわけだし、普段通りじゃね・・・。
見かけも大事!
次回来日が待ち遠しい。

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yukocl

Author:yukocl
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